『直会(なおらい)』


 神社では、祭りの後には
必ず氏子などが集まって、
酒宴が開かれる。これを「
直会」といい、祭りの締め
くくりとして重要な意味を
持っている。直会の起源は
古く、おそらく神社の社殿
が常設になる以前の、太古
の時代から行なわれていた
と思われる。祭りで神を迎
えるときには、神職をはじ
め氏子一同は潔斎(身を清
めること)して日常とは違
った生活、精神状態にある
そこでの酒宴を開いてくつ
ろぎ、この緊張状態をゆる
めて日常の状態に戻すのが
直会だという。直会は単な
る打ち上げの宴会とは訳が
違う。正確には祭りが終わ
ってからではなく、祭りの
一環として行なわれる重要
な神事なのである。